鹿島アントラーズは8日、2日のホームでの横浜FC戦で違反行為をした鹿島サポーター6人を、今季の鹿島の全試合(ホーム、アウェー、天皇杯)の入場禁止にする処分を発表した。6人は、横浜FCに敗戦後、選手がゴール裏へあいさつに向かった際、セキュリティーフェンスを乗り越え横断幕を掲出し、運営スタッフに対して威嚇行為、会場運営の妨害行為を行っていた。クラブが6人を特定後、本人たちへ事情聴取を行い、違反行為を認めたため処分が決定した。

また、今回の違反行為を受け、クラブはコロナ禍の観戦ルールとして、太鼓以外の鳴り物の禁止を決めた。ブブゼラと拡声器の持ち込みを禁止とした。カシマスタジアムでは、ブブゼラを持ち込むサポーターが多く、対戦相手チームのチャンスでは、ブーイングの代わりとしてブブゼラを鳴らし、DAZNでの観戦のサポーターの間でも物議をかもしていた。