19位ベガルタ仙台は痛恨の黒星を喫し、残留が遠ざかった。3位神戸に2-4と打ち負け、2連勝を逃した。これで残留圏内の16位清水との勝ち点差は「6」。大卒ルーキー2人のゴールで2度追いつく執念を見せるも力尽きた。

0-1の前半6分、DF石原の左クロスを大外のDF真瀬が合わせて同点。1-2の後半7分にはMF関口がゴールポスト直撃のシュートを放ち、そのこぼれ球をMF加藤千が押し込み、再び振り出しに戻した。しかし後半17分、同25分と立て続けに失点。前半にDFアピアタウィアが退場した数的不利も響いた。

次戦は7日にホームで4位名古屋と対戦する。手倉森監督は「今日やられた分、僕らは残り4つ全部を勝つしかない。11月の戦いはホーム、ホームと続くので、ここで今回の悔しさを晴らしたい」と前を向いたが、残留は難しい状況となった。