Jリーグ30周年記念マッチ対象試合は、3位サンフレッチェ広島が首位ヴィッセル神戸に完敗し、連勝は2で止まった。
神戸より1試合消化が少ないものの、両者の勝ち点差は6に広がり、広島は通算7勝2分け3敗で4位に後退した。
0-0で迎えた後半2分、カウンターから神戸FW武藤のグラウンダーのクロスに、3バックの中央を守るDF荒木隼人(26)が対応したが、クリアを試みた左足に当てて無念のオウンゴールとなった。
背後には神戸MF山口も来ており、荒木は難しい判断を迫られた。
荒木は「ボールが非常に嫌なところに来て、難しい対応になった。クリアしにいって、自分のゴールに入ってしまった。僕が触わらなければ、山口選手が決めていたのかなと思う」。
同点を狙った後半終了間際も、神戸のカウンターから試合を決定付ける2点目を許した。荒木は「(神戸は)強かったですね」と完敗を認めた。
前節福岡戦で負傷したFW満田誠(23)が長期離脱となり、攻撃陣もいつもの迫力がなかった。無得点試合は、開幕戦以来今季2度目。
前半開始12秒、いきなり決定機を迎えたが、決められなかったMF川村拓夢(23)は「あそこで決めていれば。今季戦った相手で、攻守において(神戸が)一番強かった」と振り返った。
ミヒャエル・スキッベ監督(57)は「まずは、神戸におめでとうと言いたい」と宿敵を称賛した上で「失点場面をのぞけば、自分たちは魅力的なサッカーができた。最後の精度はもちろん、高めていかないといけない」と前向きに語った。
今季4勝1分けで不敗を誇っていたアウェー戦は初黒星。昨年のルヴァン杯王者は、リーグ戦のタイトル奪回に向けて再スタートを切ることになる。



