ジュビロ磐田は2-3でジェフユナイテッド市原・千葉に敗れ、2試合ぶりの黒星を喫した。前半だけで今季ワーストタイの3失点。雷の影響で開始が遅れた後半に途中出場のFW後藤啓介(18)が2点を決めるも、反撃が遅かった。ホームで痛恨の敗戦を喫し、1試合消化が少ない首位FC町田ゼルビア

との勝ち点差は「9」。残り10試合での逆転優勝に黄色信号がともった。藤枝MYFC対ザスパクサツ群馬は雷の影響で試合前に中止となった。

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磐田は前半の連続失点が響いた。開始50秒で先制点を献上。立ち上がりに出ばなをくじかれると、歯車が狂った。同17分には自陣からの攻撃の組み立てでボールを奪われ、0-2。同44分にはCKのチャンスからロングカウンターを浴び、痛恨の3失点目を喫した。

前半だけで今季ワーストタイの3失点。ハーフタイム前にはサポーターから容赦ないブーイングを浴びせられた。この日はチーム最多9得点を挙げているFWジャーメイン良(28)が累積警告で出場停止。代役としてFW藤川虎太朗(25)が14試合ぶりの先発出場となったが、前線に効果的なボールが入らなかった。頼みの攻撃もちぐはぐで、自陣からのゲームメークではパスミスが目立ち、テンポが作れない。エース不在の影響は大きく、決定機すら作れなかった。

前半終了後は雷の影響で試合が一時中断。後半開始が30分以上遅れるアクシデントに見舞われた。横内昭展監督(55)は後半開始から選手2人を同時に交代。流れを変える切り札として投入した若きエースが意地を見せた。同16分、相手GKの弾いたボールが後藤の右足に当たり、そのままゴールへ。同34分には強烈な右足ミドルを突き刺し、1点差とした。だが、反撃はここまで。後藤の孤軍奮闘もむなしく、ホームで手痛い敗戦となった。【神谷亮磨】