J1アビスパ福岡は27日、福岡市内で午後からリカバリートレーニングを行い、30日天皇杯準々決勝・湘南ベルマーレ戦(ベススタ)に備えた。

天皇杯は中3日。さらに、中3日の9月3日は、敵地でのリーグFC東京戦が控えるハードスケジュールが続く。

次戦へは、大幅なターンオーバーが予想される中にあって、古巣相手に先発濃厚なFWウェリントン(35)は「(ホームの)アドバンテージを生かして、何がなんでも勝たなければいけない」と意気込んだ。MF紺野和也(26)は「ルヴァン杯も天皇杯も優勝できるチャンスがある。いい準備をしてチーム全員で戦えば、勝てない相手じゃない」と強気を見せた。

ただ、上昇気配でもない。リーグ戦は6月30日C大阪戦から5連勝も、その後、2戦連続完封負け。特に、前日26日京都サンガ戦は1人退場者を出した相手を攻略できず0-2の完敗だった。紺野は「試合の入りで相手の勢いに飲まれた。球際で強く行けず、全部セカンドボールを拾われた。早い時間の2失点で試合が決まった」と反省。攻撃面は「クロスにこだわり過ぎた」(紺野)といい、バリエーションの乏しさも敗因だった。

だが、一発勝負のトーナメント戦へ、泣き言を言っている場合ではない。湘南は現在リーグ最下位だが、18年ルヴァン杯を制すなどカップ戦に強い。ウェリントンが「毎試合メンバーが代わり安定していないが、油断してはいけない。気持ちを切り替え、次の試合に向かうだけ」と言うように、反省を生かして前を向く。