全日本大学サッカー連盟は29日、記者会見を行い、総理大臣杯(9月1日開幕)への不参加を決定していた北海道教大岩見沢の参加を認めることを発表した。

参加申し込み期限までに同校から書類が届かなかったことから、前日28日に不参加決定を発表していた。だが同校は日本協会の不服申立委員会に不服申し立てをしており、この日、同委員会が同連盟の決定は無効とした。同委員会からの通知を受け、同連盟の桜井事務局長は「懲罰規定第43条第3項に基づき、原状回復に努める義務があるので、北海道教育大学岩見沢サッカー部は参加することになります」と話した。

参加申し込みには紙面書類の郵送とデータのメール送信の両方が必要で、書類は7月26日午後6時必着と定められていた。だが、同校からの書類が同連盟に届いたのは同27日夕方。北海道代表決定戦は締め切り間近の同23日だったが、郵送を求めていたのは登録メンバーなど提出までに時間を要するものではなく、事前に送付も可能な書類だったという。

不参加決定の発表から一夜明けて一転、覆った。中野理事長は「こういう形で覆ることは全く予測していなかった。決定されたことを真摯(しんし)に受け止めて対応させていただいている」と受け止めた。強調していたのは「私たちは懲罰機関ではない」という点。「一般社会で期日、時間を守るのは社会人として当たり前のこと。学生の教育という場である以上しっかりしないといけないという認識の上でしっかりやった」と話していた。