ベガルタ仙台は8月31日、仙台市内で練習を行った。前半はトレーニングやパス回し、後半は実戦形式のミニゲームで約1時間半の練習を締めた。現在2連勝中の仙台は、終始かけ声が絶えず、げきが飛び交うなど、引き締まった雰囲気。今季から移籍したMF郷家友太(24)が、積極的なプレーで3連勝を狙うチームの士気を高めた。

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若きアタッカーが勝利へ導く! 仙台は13日群馬戦まで11戦未勝利と苦しんだ。チームトップ8得点の郷家も7月16日金沢戦から体調が悪く、コンディション不良に陥った。「本当に苦しかった。『どうしたら勝てるんだろう…』と考えるほどストレスがたまった」と心情を吐露。だが、決して下を向かず、「1回勝てば状況が変わる」と自分に言い聞かせ続け、ようやくその瞬間が訪れた。12試合ぶりに白星を飾った19日大宮戦ではゴールを奪うことはできず。だが、26日のアウェー大分戦ではチーム2点目のゴールを挙げ、連勝の立役者となった。

憧れのユアスタで躍動する! 郷家は小学1年からサッカーを始め、ベガルタ仙台ジュニア-ジュニアユースに所属し、仙台の試合を観戦していた。今季から長年憧れていたピッチで仙台の選手としてプレー。「小さい頃から見てきた雰囲気の中で試合ができて幸せです」と笑顔を見せた。そして、地元に戻り、家族と過ごす時間が増えたことでプライベートが充実。ホーム戦では友人が声援を送るなど、地元ならではの後押しが好調につながっている。

次節は3日、ホームに9位甲府を迎える。プレーオフ圏内まで勝ち点の差はあと10。郷家は「J1昇格も諦めていない。勝てなかった分、全勝するつもりで戦います」と気を引き締めた。チーム一丸の勝利で今季初の3連勝を狙う。