かごしま国体の少年女子サッカーが、12日に霧島市で開幕する。北信越ブロック代表の新潟選抜(2大会連続2度目)は13日の1回戦で宮城選抜と対戦する。県内の4チームから集まった15人で構成されている新潟選抜チームは、3システムを柔軟に使い分け、攻守で主導権を握るサッカーで初優勝まで突き進む。
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攻守で主導権を握り、国体初制覇を狙う。8月の北信越国体で新潟は2試合8得点1失点と圧倒した力を見せつけ優勝した。主将のGK坂田湖琳(開志学園JSC)は「チームワークの良さを生かして全国優勝を狙う」と意気込む。
安定したセービングで守備を支える坂田は足元の技術も高く、正確なキックでビルドアップを組み立てる。攻撃はMF金本愛実瑠(帝京長岡)、FW瀬川こころ(開志学園JSC)、FW小林杏佳(長岡Joias)が個人技を発揮。MF更級一花(アルビレックス新潟レディースU-18)が中盤の底でゲームをコントロールする。
チームを率いるのは影山啓自監督(51=開志学園JSC)。システムは4-3-3がベースだが、試合状況によって選手の立ち位置や配置を柔軟に変える。「相手に受けるのではなく、自分たちの良さを出すために変更する」。今大会、少年少女は再交代(交代して退いた選手が交代要員となって再び出場可能)が認められているだけに、オールラウンダーがそろう新潟には好都合だ。影山監督は「複数ポジションでプレーし、個性、長所を生かす。どこからでも得点できる強みはある」と不敵に笑う。
全国各ブロック代表など16チームが出場する。「やるからには勝利を目指す」と影山監督は話すが、「まずは国体を楽しむこと。そして多くの経験をして、2、3年後、その先の将来につなげてほしい」。楽しみながら、頂点までの4つ勝ちにいく。【小林忠】



