首位のFC町田ゼルビアは、後半追加タイムにMF下田北斗(32)のPKで勝ち越し、土壇場で勝ち点3を手にし、首位をキープした。昨年3月以来の日本代表に復帰した町田GK谷晃生(23)は、1失点したものの冷静にクロスやロングボールに対応し、最少失点でチームの勝利に貢献。「勝ち点3取れたことが何より良かった。1失点はしたものの、悪くなかった」と自身のプレーを振り返った。

昨年のG大阪時代は10試合に先発したが勝利に見放され、代表からも遠ざかった。昨夏にベルギー2部デンデルに期限付き移籍。今季から町田に加入し、安定したパフォーマンスで15試合に出場。首位のチームの守護神として結果を残し、A代表復帰となった。この1年で、東京五輪でともに戦ったGK大迫敬介、鈴木彩艶がA代表に定着した。

苦境を乗り越えての復帰に、「そこで終わってしまってももったいないですし。悪いときは悪い。もちろん、それを良くするために努力しないといけない。どういう風にプレーし、メンタリティーを持って試合に臨むか。今はピッチ外のところもよくなってきている。僕自身も少しずつ地力も付いてきたと思いますし。少しずつ良くなってきてると思いますね」。

同じ00年生まれのDF菅原由勢、MF中村敬斗もA代表で活躍している。「国内外で活躍している選手が多い。高校の時から仲はいいので、すごく刺激になる。また高め合っていきたい」と6月の代表活動での再会を心待ちにしていた。【岩田千代巳】