シニア世代の総合スポーツ大会「日本スポーツマスターズ2025」のサッカー競技(愛媛県、20~23日)に、上越市にある35歳以上のチーム「柿崎FCシニア」(北信越2)が初出場する。
各地区代表の16チームが4組に分かれ、各1位だけが決勝ラウンドに進出する1次リーグのB組で、三重O-35マスターズ(東海2)、与野蹴魂会(関東1)、三宅ティグザ(九州1)と対戦する。21年のチーム結成から在籍するMF小関俊也さんは「格上ばかりだがやるからには上を目指す」と激戦区突破を誓う。
仲間を尊重しながら真剣に「サッカーを楽しみ合う」ことがモットー。週1の練習は社会人チームにありがちな「集まった人からミニゲーム」ではなく、サイズを変えたパス&コントロールやゴール前の崩しなど「ガチ」(小関さん)なトレーニングを展開する。
試合中にシステムを可変させるチームのストライカーは、「日本海のハーランド」FW小池玲太さん。同じ新潟経大出身のMF島宗克彰さんとのホットラインから得点を荒稼ぎする。中盤の底ではレフティーのMF佐々木修さんが広角にパスを散らし、主将の右MF矢沢朋也さんがドリブルで敵陣をえぐってクロスを送る。
初の全国大会に向け矢沢さんは、「年齢の割に走れるチーム。守備の時間が増えると思うが、一瞬の隙を突いて得点を重ねたい」。粘り強いディフェンスからゴールを奪い、柿崎旋風を巻き起こす。【小林忠】
○…柿崎FCシニアは、社会人チーム「柿崎FC」に在籍した選手たちが年を重ね、シニア世代でも競技を続けたいと21年に結成。現在はアルビレックス新潟ユースOBや全国高校サッカー選手権経験者、強豪大学出身者らも所属する。03年に長岡向陵高を全国選手権初出場に導いた島宗さんは、「割と練習からガチ。40歳になっても本気でサッカーをするとは思っていなかった(笑い)。でも、楽しい」と笑顔を見せた。



