京都サンガF.C.がアウェーでセレッソ大阪に競り勝ち、3位をキープした。

1-1の後半42分、京都FW長沢駿(37)が歓喜の瞬間をもたらした。左CKからMF山田楓喜がニアサイドにボールを送ると、走り込んだ長沢がドンピシャヘッドでゴールにたたき込んだ。「あそこが1番得意な場所なので、1番得意な形で勝負しようと思って、あそこに入った。本当にいいボールが来て、何とか首で持っていく感じで枠に持っていけて良かった」。途中出場で出した結果に胸を張り「常に優勝を目指していこうとしている中で絶対に負けられない戦いだったし、引き分けでもだめだったと思う。勝ちに持ってこられたことはすごく良かった」と大一番での勝利を喜んだ。

「みんなで取ったゴール」と強調しながらも、重要な場面での自身今季3点目はやはり特別なものになった。「うれしい。やっぱりFWなので、結果が全て。その中でいい準備ができていたし、これを続けてもっともっとチームのためにプレーしたい」と充実感をにじませた。

負けや引き分けでは首位鹿島アントラーズとの勝ち点差が開く状況の中で、その差を「5」のままとしたことで、残り6戦での逆転Vは射程圏内。「メディア、サポーターが優勝と言ってくれるから、自ずと意識しなきゃいけない感じになっている。それをいいプレッシャーと捉えて、今日みたいな戦いができれば、まだまだ食らい付いていける。いい形で終われるように頑張りたい」。37歳の仕事人が、優勝争いをより白熱するものにした。【永田淳】