監督が選手を先導した。浦和は15日、指宿での2次キャンプを打ち上げた。午前練習の最後には、ペトロビッチ監督(45)が選手の先頭にたってランニングを行った。スタート時は順調にスピードを上げていったが、終盤は選手に追い越されてじりじりと列の後ろへ。終了時には、グラウンドにあおむけになって疲労困憊(こんぱい)の様子だった。2次キャンプについて監督は「全員のコンディションがよくなった。選手全員と話し合って、(意識の)確認できたことが収穫です」と、充実感を漂わせた。