元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ(38)の引退試合が5月21日にサン・シーロ・スタジアムでチャリティーマッチとして行われる。13日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、5月21日は95年にピルロがセリエAデビューした日でもあり、21番はブレシア、ACミラン、ユベントスなどでピルロの背番号だった。

 12日に06年W杯優勝メンバーのブフォン、ネスタ、トッティ、ガットゥーゾらがこの試合に出場することが明らかにされた。ピルロは「ミランでは素晴らしい10年間を過ごした。バロセロナから移籍のオファーが来たが、私は残ることにした。その後新しい挑戦を求めてユベントスへ行ったが、そこには適切な刺激があった」「今はサッカーをやめるときがやって来た。体力がそれを知らせてくれ、以前とは違うことがわかる。この引退試合を楽しんで、バカンスへ出かける。そして、いつかサッカーの世界に再び戻ってくる」としている。