オランダ1部リーグの名門対決で、日本代表3人がそろって先発した。
2位フェイノールトはFW上田綺世(27)とDF渡辺剛(29)が先発。オランダ人は同国代表MFバレンテのみで、地元メディアによると、先発にオランダ選手が1人はクラブ史上初のケースになったという。
対する4位アヤックスはDF冨安健洋(27)が左サイドバックとして2試合連続先発。けがで日本代表からも外れたDF板倉滉(29)はベンチ外だった。
序盤はホームのフェイノールトが押し気味に試合を進めた。だが、アヤックスの冨安が1対1で強さを見せ、対峙(たいじ)したアルジェリア代表FWハジムサをほぼ完璧に封じ込めた。日本史上最高レベルのDFはその対戦を楽しむかのように笑顔を見せた。
フェイエノールトは前半11分に渡辺が左FKからヘディングシュート。枠に飛んだが、ゴール前でDFモキオにクリアされた。同32分には上田が右からのクロスを頭で合わせたものの、惜しくも枠を外れた。前半は0-0で折り返した。
先制したのはアウェーのアヤックスだった。後半9分、攻め上がった冨安の鋭い左クロスのこぼれ球をMFストゥールがペナルティーエリア外から右足を豪快に振り抜いてネットを揺らした。
その後も冨安は要所を締めたが、後半25分過ぎにピッチに座り込んだ。上田も心配そうに声をかけた。負傷明けの冨安は右太もも裏を気にするそぶりを見せたが、そのまま立ち上がり、歩いてピッチを退いた。
すると後半39分、フェイエノールトが追いつく。PKを獲得し、上田もボールを抱えていたが、キッカーはポーランド代表MFモデル。右足で落ち着いて決めた。上田はその直後に交代。試合はそのまま1-1の引き分けに終わった。
試合後、冨安はピッチ上を普通に歩き、渡辺とも会話していた。

