[ 2014年2月17日5時45分 ]ジャンプ男子ラージヒルの表彰式で、銀メダルを手に笑顔の葛西紀明(共同)

 ノルディックスキー・ジャンプ男子で17日午後9時15分(日本時間18日午前2時15分)に始まる団体(HS140メートル、K点125メートル)に、日本は清水礼留飛(雪印メグミルク)竹内択(北野建設)伊東大貴(雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)のオーダーで臨むことが16日、決まった。渡瀬雄太(雪印メグミルク)が外れた。

 有力選手の多くが参加しなかった公式練習で、清水は130・5メートル、130・5メートル、134・5メートルと、すべてトップの飛距離をマークした。「絶好調。今冬では一番いい感じ」と胸を張った。

 物おじしない20歳のジャンパーを1番手に指名した斉藤智治監督は「他国にインパクトを与えたい。若さと勢いを出してほしい」と期待した。公式練習で127・5メートル、124・5メートル、127メートルとまずまずだった竹内でうまくつなぎ、この日は飛ばなかった伊東とラージヒル銀メダルの葛西で突き放す狙いがある。

 3連覇を狙うオーストリアはグレゴア・シュリーレンツァウアーが3回目に131メートルを飛んだ。メダル有力候補のポーランド、スロベニアはエースが休養した。