<第85回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 早大が昨年に続き3区を走った北京五輪代表の竹沢健介(4年)の区間新などで、トップの東洋大に22秒差で往路2位につけた。1区の矢沢曜(1年)が区間賞で勢いを付け、2区では6位に落ちたが、竹沢がライバルの東海大・佐藤悠基(4年)を抑え1時間1分40秒の区間新をマークし2位に押し上げた。4区では、三田裕介(1年)が竹沢に続く区間新でトップに躍り出たが、5区で三輪真之(4年)が抜かれ2位でゴール。往路2連覇はならなかったが、渡辺康幸監督は「今年は総合優勝しか考えていない。下りで一発ギャフンと言わせたい」と、昨年総合2位に終わった雪辱を誓った。