<全国高校バスケット選抜優勝大会:桜花学園104-70昭和学院>◇女子3回戦◇25日◇東京体育館

 2年ぶりの全国制覇を目指す桜花学園(愛知)が、100点ゲームで昭和学院(千葉)に圧勝した。主将の三好南穂(3年)が3ポイントシュート5本を含む29得点と大活躍。第3クオーター(Q)でお役御免となり、第4Qから投入された板谷日香里(3年)が8得点でダメを押した。

 井上真一コーチ(65)は「よく走れた。積極的に攻め、走っているところにうまくパスを回せた。相手に思ったより点数を取られたが、第3Qでは点を抑えることができたのでまずまず」と笑顔を見せた。また、三好のシュートが決まっていた点に触れ、「明日のマークがきつくなるかな」と警戒した。オフェンスでリバウンドを取られすぎていた点も反省。「しっかり改善し、次の試合で力を出し切る」と気合を入れた。