<全国高校バスケット選抜優勝大会:札幌山の手91-71東海大三>◇女子3回戦◇25日◇東京体育館

 連覇を狙う札幌山の手(北海道)は、主将でエース長岡萌映子(3年)が47得点を挙げ、東海大三(長野)に91-71で逆転勝ちした。第1クオーター(Q)に19-21と、2点リードされるなど序盤は攻守がかみ合わなかったが、第2Qから次第にエンジンがかかった。

 上島正光コーチ(68)は「全然ダメだ。ディフェンスもリバウンドも何もできてない。次試合は、今のチームでは手の打ちようがない。試合にならないだろう」とチーム状態の悪さを嘆いた。それでも「(28点の)大量得点をあげた12番(内堀紫菜)を抑えたのが唯一の収穫」と相手エースへの対応に、光を見いだしていた。