<全国高校バスケット選抜優勝大会:沼津中央88-69京北>◇男子準々決勝◇27日◇東京体育館

 前回3位の京北(東京)の連続ベスト4は成らなかった。京北は177センチの池田慶次郎(3年)が27得点、180センチの田渡凌(3年)が24得点と奮戦したが、その前には沼津中央(静岡)の201センチ、ソウ・シェリフ(3年)が立ちはだかった。第3クオーター(Q)終了時には3点差につめたが、第4Q、一気に突き放され、夢はついえた。

 田渡優監督(56)は「前半は100%と言っていいぐらいディフェンスも頑張れていた。オフェンスは(息子の)田渡凌が肉離れぎみだったが、よくやってくれた」と選手たちをねぎらった。「アイツ(田渡凌)で勝ってきて、アイツで負けたなら仕方がない」と同監督は息子の奮闘を評価していた。