国際スケート連盟(ISU)は2日、フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)がISU公認の大会で史上初の4回転ループを成功したと正式に認定した。羽生は9月30日にモントリオールで行われた国際大会、オータム・クラシックのショートプログラム(SP)で史上初めて大技を決めた。

 ISUは、羽生が4回転ループをミスなく跳び、回転も足りていたと審判団が認定したことを明らかにした。羽生は今季からSPとフリーの両方に組み込み、初戦のオータム・クラシックでいずれも成功。2018年の平昌冬季五輪では2連覇に挑む。