ロシア中部ウドムルト共和国は29日までに、同共和国の首都イジェフスク出身で平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ(16)に4部屋のアパートを贈呈したと発表した。ザギトワは26日に秋田犬保存会から子犬を贈呈されたばかりで“プレゼントラッシュ”となった。

 ウドムルト共和国のブレチャロフ首長が28日、公邸でザギトワと面会し「あなたに家族の住環境を向上させたいという夢があるのを知っています。私たちからのプレゼントです」と語り、イジェフスクのアパートの鍵と証明書を渡した。

 ザギトワは「お許しいただければ、アパートを両親にプレゼントしていいですか」と感謝し、鍵を両親に渡した。

 ザギトワはトゥトベリゼ・コーチに師事するため、12歳で親元を離れてモスクワのアパートで祖母と暮らしている。