バスケットボールBリーグ、大阪エヴェッサの安井直樹代表取締役(33)は3日、日本代表として参加したジャカルタ・アジア大会期間中に買春を行い、処分を受けた所属選手の橋本拓哉(23)について近況を明かした。

安井氏は、橋本が起こした問題について「今後、競技力だけでなく、人間力の向上、信用回復に努めていきます」と謝罪。「先週は京都の寺に一緒に座禅を組みに行きました」と話し「彼は(謝罪)会見を開いてから、かなり反省している」と説明した。

買春行為を起こした橋本を含む日本代表4選手はその処分として、日本協会から1年間の出場資格停止処分、さらに橋本は所属の大阪から教育研修の実施、社会奉仕活動への従事、報酬の減俸処分を受けた。

安井氏は、社会奉仕活動について「現在、いろんな団体にお声かけしています。どの内容が、プロ選手として貢献できるのか選びたい」と話した。この日は大阪市内で、10月に開幕するBリーグに向けて大阪の新体制発表会を行い、選手、コーチ陣の紹介などがあった。