女子テニスでアジア勢史上初の世界1位となった大坂なおみ(21=日清食品)の次のコーチは誰だ!? 大坂は12日、ツイッターでサーシャ・バイン氏(34)とのコーチ関係を解消したことを明らかにした。現在、次のコーチは打診中だという。

現在、空いている大物コーチは数人いる。大坂に抜かれるまで世界1位だったハレプ(ルーマニア)を昨年まで3年間指導していたケーヒル(オーストラリア)。しかし、ハレプとの関係を解消したのが「子どもと少しでも長くいること」が理由のため、難しいかもしれない。

グローネフェルト(オランダ)は男子の呉易■(中国)との関係が終わったばかり。元女王のシャラポワ(ロシア)やウォズニアッキ(デンマーク)を指導し、短期間だが伊達公子のコーチでもあった。大坂がウエア契約するアディダスで、チームを結成していた。

大坂が小さい頃に拠点としていたクラブのソロモン(米国)も、その1人かもしれない。ソロモンは76年全仏準優勝で、クレーでの戦いを熟知した選手だったが、現在、66歳の年齢はネックになるだろう。

大穴としては、男子で流行したレジェンド・コーチだ。米国にはマルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバートの世界的な元女王がいる。2人合わせて4大大会36勝。特にエバートは、自身が名前を冠するアカデミーをフロリダで運営しており、そこで大坂は練習をしている。2人ともに選手のコーチ経験はないが、大坂が初の指導選手となれば、世界の注目を浴びることになるだろう。

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