パーク男子は冬夏オリンピック(五輪)出場を目指す平野歩夢(20=木下グループ)が、予選11位で14日の準々決勝に進出した。

3人が同時に滑るジャム形式で行われた予選で日本勢は思うように得点が伸ばせず、5月の日本選手権で平野に続く2位に入った永原悠路(13)は44位、内田琉己(12)は52位、17年Xゲームのバート種目で優勝した芝田元(23)は39位で予選落ちした。昨年の世界選手権14位の笹岡建介(20)はシードされて準々決勝から出場する。

同女子は菅原芽生(11)が7位、上村海音(11)が12位で準々決勝に進出。溝手優月(12)は16位で予選落ちした。トップ通過は宮崎県出身の英国代表スカイ・ブラウン(10)だった。同種目は世界選手権優勝の四十住さくら(17)、準優勝の中村貴咲(19)ら日本勢6選手がシードされている。

ストリート男子はアジア大会優勝で今大会ワイルドカードで出場した池慧野巨(18)がトップで予選を通過した。5月のSLSで7位に入った白井空良(17)が3位、日本選手権優勝の青木勇貴斗(15)が8位、ワイルドカードで出場の瀬尻稜(22)が10位で準々決勝に進出。山下京之助(15)は22位で敗退した。昨年SLSで3勝した堀米雄斗(20)は準決勝から出場する。

同女子は藤沢虹々可(17)がトップで予選通過。中山楓奈(13)が2位、西谷椛(11)が5位で、全員が13日の準々決勝に進んだ。世界選手権優勝の西村碧莉(17)ら3選手はシードされている。