フィギュアスケート男子でシングル最後の競技会出場を終えた高橋大輔(33=関大KFSC)が23日、東京・国立代々木競技場で行われた「メダリスト・オン・アイス」に出演した。

前夜は全日本選手権フリーに臨み、12位で大会を終えた。一夜明け、前半最後の演技で今季のショートプログラム(SP)「ザ・フェニックス」を披露。アップテンポの曲に乗って3回転フリップを決めるなど、ジャンプも全開。「きついです、めっちゃきつかったです」と苦笑いしながらも、持ち前のステップも活用して全身で表現した。

年明けからはアイスダンスに転向し、18年平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の村元哉中(かな)と新たな道を進んでいく。アナウンスでは「不死鳥のごとく、アイスダンサーとして戻ってくるのを待っています」とエールを送られた。