4年ぶり3度目の優勝を目指す日本男子の羽生結弦(26=ANA)が午後3時7分、会場入りした。午前の回はスキップしていた。

日本の前回優勝に貢献した17年大会以来2大会ぶりの出場。宇野昌磨(23=トヨタ自動車)とともに日の丸を背負う男子のショートプログラム(SP)は15日午後6時25分から開始。10番滑走の羽生は午後7時38分に登場予定だ。フリーは翌16日の午後6時10分から始まる予定となっている。

5日に発表した今大会への抱負。羽生は「誰かの光になれるように」とテーマを掲げて「(銅メダルを獲得した3月の)世界選手権は完全に良い演技だったとは言えないんですけど、それでも『勇気をもらえました』とか『希望の光』でしたとか言葉をいただいた時に、僕は例え結果が良くなかったとしても、良い演技だったと納得できる演技じゃなかったとしても、誰かのためになれているのかな。それを常に心の中に持ちながら演技したいな」と意気込んでいた。【木下淳】