日本テニス協会は2日、主催で10月4日開幕予定だった男子テニスの世界ツアー公式戦楽天ジャパンオープン(東京・有明テニスの森公園)と、9月13日から行われる予定だった女子テニスの世界ツアー公式戦花キューピット・ジャパン女子オープン(広島広域公園コート)の開催中止を発表した。両大会ともに、20年に続く2年連続での中止となった。

同協会によると「新型コロナウイルス感染拡大のため、大会開催に向けて無観客や入場制限を含むさまざまな方策を探ってきました」。しかし、「一定期間の待機を求める現在の日本の入国制度の下では、ツアーの開催承認は難しく、選手や関係者の多くが海外から来日する大会の性質上、中止せざるを得ないとの結論に至りました」と、中止の理由を説明した。

毎週、各国で開催されているツアー大会で、来日する選手に2週間の自主隔離を要請する現状では、開催しても選手は集まらない。また、昨年の全仏のように、大きな大会が開催時期を、アジアシーズンの秋に延期することが多くなり、その影響も計り知れない。

楽天ジャパンオープンと同じ日程で開催予定の男子の中国オープン(北京)も中止。同10日開幕のマスターズ上海大会は、まだ開催の余地を残しているという。