“桜と桃”の木本ツインズが、息の合ったプレーでチームにリズムを生み出した。

全国高校総体(インターハイ)3位の大阪薫英女学院が、初戦の2回戦を100点ゲームで圧勝した。第2クオーター(Q)では、主将を務める双子の姉・木本桜子から左サイドでパスを受けた妹・桃子(ともに3年)が、3点シュート成功。第3Qでは妹からのアシストで姉が3点シュートを沈めた。いずれも27分16秒間プレーし、姉は18得点、妹は7得点をマーク。持ち前の粘り強い守備でも貢献した。

司令塔の姉・桜子は「この大会に向けて3点シュートが入るようになってきたので、自信を持って打つことができた」。外角からのシュートを4本沈め、納得の表情を浮かべた。

シューターの妹・桃子は、この日はなかなかシュートタッチが合わなかったものの、チーム最多に並ぶ5アシストをマーク。「周囲を生かしたプレーができたことは良かった。次戦からはもっと得点を取れるように頑張りたい」。さらなる活躍を誓った。

4月12日生まれの2人は身長も167センチとまったく同じ。それぞれの名前は、双子をイメージするさくらんぼの正式名称「桜桃」にちなみ、祖母に命名してもらったという。二卵性で目元が少し異なると本人たちは解説するが、遠目には見分けがつかない。性格は姉はしっかり者で、妹はマイペース。いずれも小学2年のときに体験会に参加したことがきっかけで競技を始めた。

東大阪育ちの明るい姉妹は、食べ物の好みも似ていると笑う。チームは過去準優勝3回。「勝っても負けても、楽しくプレーしたい。最後は笑顔で終わりたい」と2人は声をそろえる。桜と桃のコンビが、凜(りん)とした大輪の花を咲かせる。【奥岡幹浩】

 

◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送

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