ブレイキン(ブレイクダンス)女子で40歳のダンサー名AYUMIこと福島あゆみが、初採用のパリ五輪出場に向け、フル回転を誓った。
21日、東京・味の素NTCで代表合宿を公開。「私のできる範囲でコンスタントにバトルに出ていきたい」と、切符獲得を目指す5、6月の五輪予選シリーズ(OQS)までに、4試合程度に出場する“ハードワーク”に臨む。
先月の全日本選手権で3連覇を果たしたが「(運動量を)セーブして臨むのは向いていない」と実感。目標に向け「備えていく」と、実戦で感覚を研ぎ澄ましていく。
同代表候補の津波古梨心(16)や男子代表候補の菱川一心(18)ら、倍以上年齢の離れた選手とともにするNTC合宿では、練習だけでなくメディカルチェックやサウナなど充実した日々を送る。「自分のダンスに自信を持てるのは自分だけ。自信満々に踊れるように頑張ります」と、若手に負けないフレッシュな笑みをのぞかせた。昨年の世界選手権は銀、杭州アジア大会は銅メダルと、あと1歩のところでパリ切符を逃してきただけに、OQSへかける思いは人一倍強い。
男女を通じて唯一パリ代表に内定しているShigekixこと半井重幸も参加。「試合当日がオリンピックというよりは、もう始まっている気持ちで毎日をすごしている」と、夢舞台を心待ちにしていた。
◆パリ五輪への道 男女の出場枠は各16で各国上限は2。開催国フランス1、国際オリンピック委員会(IOC)などが割り当てるユニバーサリティ枠2、昨年の世界選手権優勝者1、各大陸王者の5が既に決定済み。男子のShigekixは昨秋の杭州アジア大会を制して内定した。残る7枠は5月に上海、翌6月にブダペストで開催されるIOC導入のOQSで上位7人に入れば与えられる。


