日本代表(世界ランク12位)が、9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)の第2次政権初戦を落とした。イングランド(同5位)に完敗し、対戦成績は12戦全敗となった。フランカーのリーチ・マイケル主将(東芝ブレイブルーパス東京)は「強いチームとやれるいい機会だった。次に生かしたい」と振り返った。

「超速ラグビー」を旗印に、難敵に立ち向かった。

前半はマイボールキックオフから相手陣に攻め込み、2分にSO李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)のPGで幸先よく先制。そこからは連続攻撃でテンポよくボールをつなぎ、新たなスタイルの片りんに場内が沸いた。

だが、14分に相手フランカーのチャンドラー・カニンガムサウスに逆転トライを許すと、司令塔のSOマーカス・スミスに揺さぶられた。24分に40メートル独走のトライを奪われると、前半終了間際にもM・スミスのキックパスをCTBヘンリー・スレードのトライにつなげられた。前半を3-26で折り返した。

後半に入っても、流れは取り戻せなかった。

3分に相手SHアレックス・ミッチェルにトライを許し、ゴール前ラックから立て続けにトライを献上した。後半26分には連続攻撃から左大外へ展開し、WTB根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)のトライで一矢報いた。

次戦はテストマッチではなく「JAPAN XV」として、29日のマオリ・オールブラックス戦(東京・秩父宮ラグビー場)に臨む。27年W杯オーストラリア大会へ「超速ラグビー」の体現と並行し、選手層の拡大を目指していく。

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