柔道で前人未到のオリンピック(五輪)3連覇を遂げた野村忠宏氏(49)が主催するイベント「第10回野村道場」が7日、横浜武道館で行われ、パリ五輪の金メダリストがゲスト参加した。男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)女子57キロ級の出口クリスタ(カナダ=日本生命)と、全日本男子の鈴木桂治監督(04年アテネ五輪男子100キロ超級金)が登場。指導やトークイベントで全国の少年少女、未経験者もまじえて交流した。
永瀬が内股、角田がともえ投げ、出口が大外刈り、鈴木監督が足払いを伝授した得意技の披露コーナーでは、最後に野村氏が登場。代名詞の背負い投げを発動する相手を指名する際、あのルーレット抽選が再現され、場内がどよめき、笑いに包まれた。
場内の大型ビジョンに「-57kg」「+90kg」など各階級がデジタル表示され、スロット映像が回転。パリ五輪の混合団体戦決勝でフランスの怪物テディ・リネールと日本の斉藤立が代表戦で対戦することになった際に「リネール確定ガチャ」「疑惑のズルーレット」など、抽選が出来レースと疑われ、物議を醸した方式だ。
最後に止まったのが、カタカナ4文字。「リネール」ではなく「ドンマイ」だった。男子60キロ級で12年の全日本選抜体重別を制したYouTuber川端龍が選ばれると「パリよりひどい!」と叫び声を上げ、爆笑を誘った。野村氏の高速で強烈な背負い投げを期待通り痛快に食らい、イベントを盛り上げていた。【木下淳】


