日本ラグビー協会は7日、副会長や専務理事を務めてきた真下昇(ましも・のぼる)さんが4月3日に死去したと発表した。86歳だった。通夜と葬儀は故人の遺志で家族葬にて執り行われた。弔問、香典、供物も、家族の意向で辞退する。
真下さんはトップレフェリーとして活躍し、1987年の「雪の早明戦」の主審を務めた。以降は92年から日本協会の理事、02年から専務理事、05年から副会長と専務理事を兼任するなど要職を担った。03年に創設されたトップリーグ(現リーグワン)では初代チェアマンも務め、19年W杯日本大会の招致にも尽力した。
日本協会の土田雅人会長のコメントは以下の通り。
この度の訃報に接し、日本ラグビーフットボール協会を代表して心より哀悼の意を捧げます。
偉大な先輩を失い、深い悲しみと寂しさを禁じ得ません。トップレフリーとしてもラグビーファンの皆様の記憶に鮮やかな眞下顧問は、2002年から当協会の専務理事を、2003年に開幕したジャパンラグビートップリーグでは初代チェアマンを担われ、日本ラグビー界の発展をまさに第一線で率いてこられました。
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの招致実現は、眞下さんの優れたリーダーシップとラグビーへの熱い情熱、多くの人を魅了するそのお人柄によって実ったものであり、後に続く私たちはその御意思をしっかりと受け継いでまいりたいと存じます。
長きにわたる日本ラグビー界への多大な貢献に敬意と感謝を申し上げ、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


