13歳だった23年全日本選手権で4位に入った上薗恋奈(15=神戸クラブ)が、初めての近畿選手権に臨んだ。

冒頭の3回転ルッツ転倒が響いて、45・54点の6位発進。ダブルアクセル(2回転半)、3回転ループはまとめて「いい意味でも悪い意味でも練習通り。最近はだいぶショートも安定してきた時期もあったのですが、試合前になると、どこかで緊張が出て失敗してしまう」と振り返った。

新調した赤の衣装で舞い、リンクサイドでは中野園子、グレアム充子両コーチが見守った。今季、愛知から拠点を神戸に移し、元世界女王の坂本花織(シスメックス)らの後輩になった。坂本の練習を間近で見ることで「やっぱり普通の人とは違う。オフアイスと全然違う表情、真剣さ、自分に勝てる練習というのが、一緒に練習していて見えてくる。自分もそこを見習ってできたらと思います」と刺激を受けている。

神戸クラブではジャンプの際につま先(トー)を従来より遠くつく、新たな跳び方を練習している。中野コーチからは「6分間練習ではいいのが跳べていたから、そのスピードでできるようにしよう」とアドバイスを受け、4日のフリーに生かしていく。【松本航】