ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(29=クラレ)が28日、東京・羽田空港で出国前の取材に応じた。
自身4大会連続出場のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に向け、まずはドイツ入りし、最後の公式戦となるW杯ビリンゲン大会(日本時間31日開幕)で最終調整を行う。
今季のW杯最高成績は4位。3日前のW杯札幌大会では悪天候により1回目の飛躍で順位が決定したが、日本勢最高の8位と印象を残した。
3位以内となる表彰台は2シーズン遠ざかっている状況だが、「札幌での課題を生かしたい。毎年たくさんの方に応援してもらったので、その力と試合での収穫を生かして次につなげたい」と語る。
2018年平昌五輪では日本女子初の銅メダルを獲得。しかし、前回の22年北京は混合団体でスーツ規定違反による失格があり、現役引退も頭によぎるほど悩んだ。それでも、座右の銘「焦らず、慌てず、諦めず」の精神で4度目の五輪切符をつかんだ。
ミラノ五輪では個人ラージヒルが初採用され、最大3種目出場できる。高梨は「残り少ない期間ではあるので、できる限りのことをやっていきたい。この4年間で積み上げたものをしっかり出し切れるように頑張りたい」と意気込んだ。


