レスリングの吉田沙保里と柔道の塚田真希。五輪金メダリストの2人が26日、大阪市内の中学校で講演や実技指導を行った。中学から柔道を始めたという塚田は「本当は美術部に入ろうと思っていた」と“告白”し、中学生を沸かせた。

 実技指導はそれぞれの競技に分かれて行い、吉田はレスリングの基本や準備運動を教え、塚田は柔道部員に技を掛ける際のポイントなど実戦的なアドバイスをした。

 吉田は「わたしたちの話を聞いたり、実技を見たりして夢を持った子が増えてくれたらうれしい」と話し、塚田も「中学生の伸びしろは無限大。スポーツを通してそういうのを分かってくれれば」とメッセージを送った。