<高校ラグビー:報徳学園55-0黒沢尻北>◇2回戦◇30日◇花園

 Bシードの報徳学園(兵庫)が完封で初戦を突破した。

 日本代表合宿に練習生で参加した超高校級CTB梶村祐介(3年)や、決定力のあるWTB播谷直紀(3年)FB藤井俊哉(3年)らBK陣と、高校日本代表校NO8前田剛主将(3年)を中心としたFW陣がかみ合い、9トライを奪った。西条裕朗監督(50)は「ほとんどのトライをBKで取れた。『ボールを動かす』という、やってきたことができた。シードしていただいたことに、応えられたかなと思う」。

 3回戦は、シードの茗渓学園を破った石見智翠館(鳥取)が相手。春の練習試合で敗れているが、西条監督は「シードが続けてやられるわけにはいかない」と言葉に力を込めた。