全国高校ラグビー大会は3日、東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝4試合を行う。77回大会以来16大会ぶりに8強入りしたBシード報徳学園(兵庫)は、V候補筆頭の東海大仰星(大阪第1)と対戦。同校フィフティーンは2日、西宮市の同校グラウンドで調整練習を行った。

 東海大仰星には3月の近畿大会で負け、9月の練習試合で引き分けた。西條裕朗監督(50)は「仰星さんは速い、大きいチーム。王道できれいなラグビーをする。でも、ウチはそれに勝負できるチームと思う。胸を借りるのではなく、真っ向勝負で戦いたい」という。日本代表合宿に参加した超高校級CTB梶村祐介(3年)と幼稚園からの“盟友”の高校日本代表候補NO8前田剛主将(3年)は「3月はテンポの速さで負けていた。でも、9月は通用した」と自信を見せた。