初日の100キロ超級で初戦敗退した鈴木桂治(30=国士舘大教)が、代表落選危機からリベンジに挑む。13日の男子無差別級で出場4人の残り2枠に鈴木、同級5位の高橋和彦の起用が11日、決まった。鈴木は08年北京五輪に続いて世界大会初戦で惨敗したが、首脳陣は起用を決断。100キロ級金メダリスト穴井の起用を見送った男子代表の篠原監督は「今までの練習で一生懸命やっている姿勢も見てるし、桂治なら次はやってくれる」と奮起に期待。一方で「(無差別級の内容次第では)本人も分かっているでしょう。こちらも、そういう判断をしなくてはならない」と、結果を出せなかった場合の今後の代表選考見直しを示唆した。