日本高野連は15日、都内で全国9地区に東京を合わせた計10人の代表者と話し合いを行い、来春から各地区大会と都道府県大会で導入を要請していたタイブレーク制について、合意に至らなかったことを明らかにした。

 日本高野連・竹中雅彦事務局長は「賛成意見も、もう少し待ってほしいという意見もあった。反対意見の方が数としては少なかったが、消極的な賛成もある」と説明。

 今後は27日の日本高野連理事会に修正案を出して理解を得る方針だが、当初の予定通りにはいかない現状が浮き彫りになった。