阪神とヤクルトが大乱闘になった。発端は5回表、阪神藤浪晋太郎投手(22)がヤクルト畠山和洋内野手(34)へ頭部付近へ死球を与えたことだった。

 左肩に死球を受けた畠山が立ち上がり、藤浪に向かって何か言いながら歩み寄ると、両軍の選手、コーチがグラウンドに入り乱れた。

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)が阪神矢野燿大コーチ(48)を腕で払いのけた際に矢野コーチは尻もち。矢野コーチもジャンピングニーで反撃した。

 バレンティンの行為に怒った阪神首脳陣がヤクルト側に怒鳴りつける形となり、金本監督も怒りをあらわにし騒然となった。

 警告試合となり、バレンティンと矢野コーチが退場処分となった。

 試合は3-1でヤクルトが勝利。阪神は3連敗となった。