ことし開幕した野球の関西独立リーグで4球団へのリーグ分配金が支払われず、選手への給料が遅配となる可能性があることが19日、分かった。

 神戸球団によると、各球団への分配金は3000万円ずつで、当初は3月31日までに入金される予定だった。しかし、たびたび遅延。直近では今月15日に支払期限を設定していたが、18日になっても入金が確認できず、リーグ側とは連絡が取れない状況という。

 神戸では既に選手に事情を説明し、今月の給料の支払いが遅れる可能性があることを通達している。「今のままでは今月を乗り切れても、来月は苦しい」(神戸広報)として独自のスポンサー探しに奔走している状況だ。19日夕にも4球団の代表が集まり、今後の対応を協議する予定となっている。

 [2009年5月19日11時44分]ソーシャルブックマーク