<ヤクルト2-1広島>◇25日◇神宮

 ヤクルト石井弘寿投手(34)が現役最後のマウンドへ上がった。1点を追う7回、6番手で登板すると松本から三振を奪い降板した。左肩痛を発症した2006年以来、5年ぶりの神宮のマウンドを満喫した。最後は目を赤くはらしながら137キロの直球を投げ込んだ。「悔いはまったくないです。納得のいく3球が投げられました。戦力にはなれませんでしたが、5年間もリハビリをさせてくれた球団に感謝したい」と話した。