<パCSファイナルステージ:日本ハム3-0ソフトバンク>◇第2戦◇18日◇札幌ドーム

 日本ハム武田勝投手(34)が6回3安打無失点の好投で、CSでは08年以来、4年ぶりの勝利を挙げた。

 最大のピンチは6回だった。先頭の松田に二塁打を許したのをきっかけに1死三塁とされた場面。内川を浅い中飛に打ち取り、タッチアップを狙った三塁走者の松田を中堅の陽岱鋼外野手(25)がワンバウンド返球で刺してピンチを脱出した。「バックの守備に助けられて、自分の投球が出来た。あそこは、勝つ要因になったと思う」と、陽のビッグプレーをたたえた。