右肩痛のため2軍での調整が続いていた中日の浅尾拓也投手(28)が11日、ナゴヤ球場で行われた1軍投手らの練習に合流した。12日にも今季初めて1軍選手登録される予定で「結果だけにこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

 今季はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補に選ばれながらも、最終メンバーから落選。その後、右肩関節腱板(けんばん)損傷と診断された。6月下旬から2軍戦5試合に登板し5失点。

 この日はキャッチボールなどで汗を流した。2011年に最優秀選手を獲得した右腕は「結果を出していいところで使われるようにならないと。頑張るとしか言えない」と巻き返しを誓った。