中日落合博満ゼネラルマネジャー(GM=59)は5日、名古屋市内の球団事務所で選手7人と契約更改交渉を行った。

 荒木、小田、堂上剛ら3人に減額制限いっぱいのダウンを提示し、7選手でアップは400万円増の武藤だけ。だが落合GMは「それって不思議?

 このチームは何位だったの?」と当然のように言った。

 また88%減の提示で退団に至った井端弘和内野手(38)については「彼に対しては例年それなりの評価をして、それなりの金額を払ってきた。ただ、来年に関してはいろんなものが重なった。ここ数年故障がちでメスも入れたし、その選手に億以上を出して球団がリスクを背負えるかということ」と説明した。

 さらに「戦力外の選手には(金額)提示はしない。そこだけは間違わないようにしてください」とコメント。同GMによれば、井端は来季の戦力構想に入っていたが、球団の提示した額で折り合わなかったための退団だという。この点を強調していた。(金額は推定)