楽天は24日、本拠地として使用している宮城球場(現Kスタ宮城)のネーミングライツを、親会社である楽天株式会社が取得したことを発表した。

 14年1月1日より、同球場の愛称は「楽天Koboスタジアム宮城」となった。短縮表記は「コボスタ宮城」「コボスタ」「コボ」の3つ。契約期間は、16年12月31日までの3年間。

 発表に先立ち、宮城県庁で村井知事らによる会見が行われた。同知事は「素晴らしい企業にスポンサーになっていただいた。連覇できるように応援して参りたい」と話した。「楽天Kobo」とは、楽天の子会社であるKobo社が日本で展開している電子書籍サービスのこと。楽天本社の舟木執行役員は「今年は野球の力を感じた年だった。その力を、電子書籍の普及につなげられれば」と抱負を語った。