球界最年長記録を更新し続ける中日山本昌投手(49)が5日、現状維持の年俸4000万円でサインした。

 来年8月に50歳になる大ベテランが、プロ32年目を迎える。今季は9月に初登板し、先発3試合で1勝1敗と終盤に元気なところをアピール。10月に右目網膜剥離の手術を受けたが、回復は順調で練習を再開している。「ずっと徳俵に足をかけている状態。来年で最後になる可能性は9割以上。もう1度優勝したいので、自分にできることをしたい。5つ(5勝)くらいは貢献したい」と意気込んだ。