<中日4-1横浜>◇3日◇ナゴヤドーム

 横浜三浦大輔投手(35)の開幕戦は今季も鬼門だった。自身7度目の大役も、2回には真ん中のフォークをブランコに被弾。4回には森野、和田にアーチをかけられ、7回にもシュートを和田に運ばれた。失点はすべて本塁打の7回4失点。開幕戦7連敗は過去に誰もいない。

 昨年オフにFA残留したからこそ、勝ちたかった。「今年は今年という気持ちはありましたけど、何とかいいスタートを切りたかったし、自分自身も切りたかった。残念ですし申し訳ない」と振り返る。チームのエースとして君臨するには、結果で見せるしかない。だが結果は残酷だった。

 大矢監督は「ところどころ高かった。本塁打は大きいよな。何もできない。あれだけの投手だから4点取られたら良くない」と話した。昨季最下位からの脱出へ、険しい黒星スタートとなった。

 [2009年4月4日7時55分

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