広島の新人選手8人が9日、廿日市市内の大野寮に入寮した。ドラフト1位今村猛投手(18=清峰)は、先輩の前田健太投手(21)が入団1年目に使用した部屋に入った。10日からは自主トレも開始。“出世部屋”から、カープのエースを目指す。
いよいよプロでの勝負が始まる。だが今村は「こちらに来たから張り切るんじゃなく、自分のペースでやります」とマウンド上と同じく、落ち着いた表情で話した。この日午後に到着し、初めての寮生活となる部屋104号室に入居した。そこは、今季8勝した若きエース前田健が1年目に使用した縁起のいい部屋だ。今村も「前田健さんの使っていた部屋?
うれしいですね」と喜んだ。前田健は「よく練習する人」という印象があるという、身近で手本になる存在だ。
入寮後は、日が落ちてから室内練習場で同期入団の堂林とキャッチボールも行った。10日からの自主トレには「筋力とかフォームとか弱い点を強化したい」と話す。
一方で、これだけは外せないグッズとしてつめ切りを挙げる。つめが割れて指先の感覚が変わらないようまめにケアするためだ。マウンド上でのポーカーフェースに繊細な神経を持ち合わせた18歳が、出世部屋から次代のエースを狙う。【高垣
誠】
[2010年1月10日10時44分
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