<オリックス5-3阪神>◇22日◇スカイマーク
注目を集めた関西ダービーで、まさかの連敗だ。前日は大味な戦いからこの日は一転、追って追われての接戦に敗れ07年以来のオリックス戦2連敗。阪神真弓明信監督(56)も「もちろん、残念だ」と声を落とした。
岡田監督の前でプロ初勝利を狙った鶴直人投手(23)が、1球に泣いた。3-3の6回だ。簡単に2死。だがバルディリスへの0-3からの4球目だった。内角高めに浮いたシュートを、フルスイングで左翼席に運ばれた。5回にも2死から本塁打を浴びたが、直後に味方が追いついていた。「真っすぐも、シュートもいまひとつだった」。我慢の投球で踏ん張ってきただけに、手痛い失点だった。
プロ入り時から成長を見守ってくれた“恩師”には「オリックスに行かれても感謝しています」と今でも敬意を抱いている。それを踏まえて「いろんな感情はあるけど、試合になれば…。勝負ごとなんで」と必勝を期した一戦だったが逆にプロ初黒星を喫した。「点を取ってもらった後なので抑えたかった。点の取られ方が悪すぎます」と肩を落とした。
もちろん鶴だけを責められない。6回4失点とゲームはつくったが、打線も木佐貫らを攻略し切れなかった。真弓監督は「もつれたゲームに持っていけてはいる。もう一息、追いつき追い越せるように、逆に逃げ切るようなゲームにしていかないと」と話した。交流戦は2勝6敗と低迷。貯金も「3」まで減った。甲子園に戻って、もう一度仕切り直す。
[2010年5月23日10時57分
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